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はじめに

今、国民の医療負担が上昇傾向にある中で、医療改革が行われ、医師の診療報酬削減・国民の医療負担率値上げを厚生労働省が行おうとしています。その中で、病気を持つ国民には朗報となり得る「ジェネリック医薬品」というものが注目を浴びています。

当ポータルサイトでは、国民の医療費負担軽減の為に役立つ「ジェネリック医薬品」を、患者の立場から医師・病院・クリニック等で率先して使って貰える様に地道な働きかけではありますが、奨励・啓蒙・情報提供を行います。

なぜ!!安い薬が使えないの?
なぜ!!厚生労働省が認可しているのに安全性を疑問視するの?
なぜ!!医師は「ジェネリック医薬品」を処方しないの?

なぜ!!をテーマに私たち国民が疑問に思うことや的確な情報を訴えて行きたいと思います。


ジェネリック医薬品とは?

「ジェネリック医薬品」とは特許の切れた「先発品」と同様の成分であり、同等の効果があるとされている医薬品の事です。
別名「ゾロ」「後発品」「後発医薬品」と呼ばれる事もあります。(図1)

先発品とは?
 製薬メーカーが独自に研究・開発し、販売を行っている医薬品の事です。

(図1)


特許期間の間は、他の製薬メーカー(B、C)は
製薬メーカーAが製造・販売を行っている(先発)医薬品と同等の成分内容の
ジェネリック医薬品を製造・販売することはできません。


なぜ!!ジェネリック医薬品は先発品と比べて安いのか?

「ジェネリック医薬品」と「先発品」の「薬価」差は倍以上に開く場合もあります。
なぜ、これほどの薬価差が発生するのでしょうか?

それは、新薬(「先発品」)の研究・開発には莫大な費用がかかる為です。

この研究・開発に費やした費用を回収出来るように、「先発品」には特許期間が設けられ、高価な薬価が設定されるのです。

(「先発品」に対し)「ジェネリック医薬品」は研究・開発にかかる費用を抑える事ができる為、より安い薬価が設定されるのです。(図2)

薬価とは?
 厚生労働省が定める医薬品の価格の事です。

(図2)



ジェネリック医薬品の現状

「先発品」と同等の効果が期待でき、かつ薬価の安い「ジェネリック医薬品」ですが何故世に広まらないのでしょうか?

日本の医療制度は個人の医療負担率が低く薬価の違いに患者が目を向けにくいという背景も理由の一つにあがりますが、さらに「ジェネリック医薬品」の品質に対して不安があるという声も影響を及ぼしていると考えられます。

先にも述べたように「ジェネリック医薬品」は「先発品」に比べ開発・研究費を抑える事ができるのですが、この要因の中には臨床試験が不要という理由もあります。
また、「生物学的同等性試験」の結果が「先発品」と100%同じである必要もないのです。(厚生労働省の定めている範囲内であれば基準はクリアできます。)


先発品は治験や実際の患者に投与した、効き目や副作用等の結果データが蓄積されており、色々な症状が出た時の対処方法を持っている事が、投与する側の医師や薬剤師に安心感を与え、患者に対して使用する事が出来る為に、多くの投与する側の人間が使っています。

それに対しジェネリック医薬品(後発品)があまり使われないのは、同じ成分内容でも実際の人間に対してどの様な効き目が有るかと言う実績が少ない為に、投与する側の医師及び薬剤師が不安を隠せずに、使用する事をためらう傾向が有る事が要因の一つに挙げられます。

しかし、(一つの薬で万人に効く物でしょうか?)(人間の体は千差万別で、全ての人間に効く薬が有るのでしょうか?)A薬はBさん・Cさんには効き目が有るが、Dさん・Eさんには効き目が少ない、一方、F薬はDさん・Eさんには効き目が有るが、Bさん・Cさんには効き目が少ないと言う事が有ると思います。この事から後発品でも、効き目が十分に期待出来る事が有ると考える事は難しくないと思います。


臨床試験とは?
 人を対象とした、(治療を兼ねている)試験の事です。

生物学的同等性試験とは?
 薬物投与後の血中濃度を調べる試験の事です。
 (被験者は健康な人であったり、人間以外である事もあります。)



実際にどのくらいの価格差があるのか?

それでは一体どれくらい「ジェネリック医薬品」と「先発品」には薬価の違いがあるのでしょうか?

厚生労働省のホームページにて公開している後発医薬品のデータを元に「先発品」と「ジェネリック医薬品」の薬価差を割合(俗に言う値引率)にして TOP 10 を作成しました。

平成18年4月に薬価改正が実施される為、このデータの薬価も修正されるかと思います。(平成18年2月現在)


このTOP10を見ると最高で実に80%以上も薬価が安くなっている医薬品も存在します。
長期服用が必要とされる医薬品の場合は、個人負担、国の医療負担に対する効果も大きくなるのではないでしょうか?

これらのデータはあくまでも「ジェネリック医薬品」が持つ可能性を示すデータです。
「ジェネリック医薬品」の服用を検討する場合、充分に知識のある医師、薬剤師の方にご相談の上、ご使用下さい。



厚生労働省ホームページ公開データ
 ・ 平成16年度診療報酬における後発医薬品(別ウィンドウ表示)
 ・ 新たに収載された診療報酬における後発医薬品(別ウィンドウ表示)




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