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狭心症・心筋梗塞[2]
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狭心症・心筋梗塞[2]
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〜奥歯や胃が痛むのも狭心症や心筋梗塞のサイン〜
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大和成和病院心臓病センター:南淵明宏センター長
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「胸を焼け火ばしでえぐられるような痛み」「胸を締めつけられるような痛み」「左肩が凝る」「左の奥歯が痛む」「のどの下あたりにドーンといった痛み」などのほか、「胃が痛む」のも狭心症や心筋梗塞(こうそく)のサインとなっていることがある。
南淵センター長は心臓外科で、狭心症が重症化したケースに行われる冠状動脈バイパス手術(CABG)等を最も得意とする。96年からは、より身体にやさしいミッド・キャブ(midCABG=低侵襲冠状動脈バイパス手術)をいち早く導入した。この手術は人工心肺という大掛かりな装置を使わずに、心臓が動いている状態で行われる。
ミッド・キャブは傷口がわずか6センチ程度。患者の左乳輪の内側から斜めに切り開く。次に肋骨(ろっこつ)の内側、つまり心臓側を通っている左内胸動脈を探り当てて、これをグラフト(新しく心筋に血液を供給する血管)にする。そして、冠状動脈の中でも最も重要な左前下行枝の狭窄(きょうさく)部より先に、T字状に左内胸動脈を糸で縫い合わせて連結させる。
この小さな切開口で行う、ミッド・キャブは高度な技術を必要とするため、国内ではごく数人の心臓外科医しか修得していない。手術は2時間程度で終了。そして、患者の身体にいかにやさしいかは術後を見るとはっきりする。「患者さんは術後翌日にはもう歩いていらっしゃいます。これが証明していると思います」。心臓血管の手術も、身体にやさしい時代が到来したのである。
左前下行枝
心臓には右冠状動脈、左前下行枝、回旋枝の3本の太い動脈がある。これらの動脈は心臓の中でも、より重要な左心室の筋肉にそれぞれ30%、50%、20%ずつ酸素と栄養を運んでいる。
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